こんにちは。
杉澤です。
今日は
ダスティンブラウンの統一された脱力体
について書いてみようと思います。
皆さんウインブルドン見ていますか?
先日の試合でダスティンブラウンがナダルを倒しましたね!
ハイライトです。
彼の凄さをまとめた動画
まずブラウン選手のプレーの特徴としては
・全体にトリッキーなスタイル
・基本的なシングルスのパターンは好まない。
(特にこの芝ではそうですね。)
・相手の裏をかくプレーが上手い
・ドロップを多用する
確かに見ていて面白いですね。
ただもう少し堅いプレーをすればいいんでしょうけどね。
血がそうさせないというか…。
体の使い方は非常にいいですね。
もちろんアフリカ系特有ではあります。
細い筋肉でもバネ、爆発力がありますね。
体の使い方の特徴として
①ハムストリングが発達していて終始乗っている
プレイ中に体が良く起きていますね。
そして膝の曲げも最小限で済んでいます。
脱力の作りやすい体の使い方です。
力を抜くためには
ちょっと高重心の方が動きやすいです。
低いボールの時にだけ下げるという形で十分です。
②スプリットステップが抜きで行なっている
ほとんど足を浮かして開いているだけですよね。
よって次への動きが早く、スムーズです。
ある意味フェデラーより軽さはありますね。
③顔に力みがない
強いショットを打つ時に(サーブ、リターン)ほぼ全く顔に力みがないですね。
これは腕がとても速く振れます。
④上記に関連してタッチが良い
脱力が効いている選手は基本的にタッチが生まれやすくなります。
タッチって柔らかいショットだけではなくハードヒットする時にも
ボールに力を伝えやすいという利点があります。
地面と最小限の摩擦で動いてジャンプする時は思いっきり出来る!
これは理想の動きですね!
しかしこのタイプ(またはモンフィス)は
観客にどう見られているかを意識しているように思えてなりません。
プロのパフォーマーです!
でもとても興味深いプレーヤーです。
ウインブルドン3回戦は負けてしまったようですが今後に注目したいです。