こんにちは。
杉澤です。
今日は
錦織選手の今後 〜 体の使い方を見て 〜
について書いてみようと思います。
楽天オープン優勝はワウリンカでしたね!
錦織選手もベスト4でした。
上海に繋げて最後のマスターズに出場してもらいたいですね!
治療して頂いている鍼灸師の方が体の仕組みを研究していていろいろ
談義しました。
「錦織は直線的な筋力トレーニングが多くなっているのではないか?
合わせて使える筋力の割合が減っている」
との考察でした。
体全体の変化
上記の画像は2年前くらいですね。
フォアとバックなので一概には比べられないですが
今の方がインパクト時に表情筋、腕にすごく力が入っている感じがしますね。
以前の方がスッとしてますね。
3セット目の大事なポイントでのボールが飛んでない感じが気になります。反応も良くないですね。
ペールのリターンの姿勢を見て下さい。
裏側に乗って軸を感じます。
錦織選手のリターン時の低重心の構えも定着してますがやはり力みを感じます。
実際にリターンミスがありましたね。
私もかなり高重心リターンにしてから飛びが変わりました。
まあこれもコーチ、トレーナーの指導ですからね。
相手のサーブの良さは別にしてもリターンがもっと鋭かったイメージがあります。
デ杯、ホームでのプレッシャーいろいろありますしね。
頑張って欲しいです。
東洋的なアプローチが必要な時期
フェデラーのこの表情はとてもいいですね。
力みがないです。
インパクトで力んでないという事は体に力みがなく足からの力が
滞りなく伝わっていってますからね。
彼はそのあたりを全て自分で探し出して完全にコントロールしています。
脱力と筋力を使うバランス感覚が絶妙という事ですね。
本当に最小限しか使わない事が普通になっています。
軸に乗れている感じです。
本当力むとボールって飛ばなくなります。
悪循環ですね。
体全体は繋がっているので足にも力みが出てきてスタートが遅れます。
通常のフィジカルトレーニングで補える段階は終了していると私は
考えています。
手の感覚は一級品ですから、またきらめきを見せて欲しいです!