こんにちは!
杉澤です。
今回は
フォアハンドストローク上達のコツ テークバックについて
についてです。
フォアハンドストロークのテークバックは
人により個性が出やすい
です。
利き手の自由度の高さからいろんな形が出来ますから。
(上記のティエムみたいに)
もしあなたが
・フォームの癖のせいで怪我が治らない
・現代的な形にしたい
・スピードが欲しい
・スピンをかけたい
20年以上プライベートレッスンを中心に2000人近くを指導して
レッスン生を上達させているベテランコーチの私が
合理的な形、あなたにフィットする形を紹介します。
まず最初にラケット、ガットが進化している事実を理解しましょう
2019年現在ではラケットは飛び、ガットはよく回転がかかります。
※ここで好みの話は加味しません。
よく古いラケット使って
「これがいいんだよなー」
と言われてる方いますが、
やはり現代のテクノロジーに対抗するのではなく生かしたいですね。
ラリーする相手も現代のラケット、ガットを使っているなら
フォームは別としてそれだけでもう負けてしまいますから。
ラケットの好み、ガットの好みは信頼できるプロストリンガーに聞いてください。
私もここの会員の方に張ってもらっています。
JRSA
https://www.jrsa-tennis.com/
さてここからは本題。
テークバックの種類について
①ストレート(orヘッドダウン)
ラケットヘッドからストレートに引くパターンですね。
1970年代はこういう形が多かったです。
ボールも弾まなかったですしね。
ただ現代では高いボールが増えているので対応は難しくなります。
②サーキュラー
ラケットからサークルを作るように回す形
マイケルチャンの昔なんかはでした。
クレーという事もありゆっくりセットできる事もあります。
③セットアップ(オススメ)
これは見る方にわかりやすく45度(半身)にとしています。
ラケットから動かさず正面の構えからそのまま45度まで持っていくやり方です。
実際これをやる事で手でテークバックをしなくてもテークバック完了の位置まで持っていけます。
テークバックのタイミングについて
ラリー動画で解説しております
テークバック始動のタイミングが重要です
レッスンでよく話しますが
「テークバックをいつするか?」
という問題です。
一番やってはいけないのが
ボールに合わせてテークバックする
という行為です。
※上記の動画内で説明しております。
どのような状態か説明すると
ボールがネットを超えてからテークバックを始動する
という動きです。
※ただこれは前提条件がありテニス歴が長く
ボールの後ろをすぐに入れて半身セットができていれば始動が遅れても間に合います。
※プロは上記が完璧にできているのでセットが遅く見えることがあります。
ボールが速いのも理由の1つです。
またこの原因としては
スクールで優しい球出しとコーチからのゆっくりな打ちやすいボールに慣れてしまった弊害があります。
(このパターンはとても多く運動神経が悪いといったものとは違います)
また各個人の癖の場合も。
これがひどくなると手首、肘、肩周りを痛める場合があります。
腕全体を緩めておく事でタイミングが取りやすくなる
肘周り、肩周りに力が入っているとボールと上手くタイミングが取れません。
手首ととラケットの角度をキープしておきたいです。
(インパクトが強くなり筋力を使わず共ボールが飛ぶ)
先回の記事でも紹介しましたが
IMTメソッドは肘周りの動き作り、可動域確保に有効です。
まとめ
・ボールのスピードに合わせすぎないように早めにどちらで打つか判断する
・ボールの後ろに早めに入り待てる状態してテークバックの遅れを防ぐ
こちらもご参考にしてください。
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