こんにちは。
杉澤です。
今日は
片手バックハンドの特性知ってますか?
についてです。
片手バックハンドのショット難しいですね。
今回のテーマはストローク、ボレーに関わらず、
片手バックのショットと考えて下さい。
特性を理解しておくと上達が早いです。
まずは動画の紹介です。
トミーハース選手の練習です。
当然速く振ってますが時折合せるだけのショットがありますね。
そこは
ハーフスイング
を使っています。
このレベルでも時間がなければ面を合せて返しています。そこが基本なんです。
片手バックのポイントを説明します。
1.肩より前で打つショットである。
打点の範囲が限られているという事です。
ストロークの場合特に深いボールを下がって取る時
メカニズムを理解してやらないと上手くなりません。2.手を甲側に動かすので、動きとして慣れにくい。
甲側は神経系の通りが悪いです。
卓球、バドミントン、軟式テニスをやられていた方は早く習熟します。3.筋力が足りない事が多い。
腕の外側(裏側)の筋肉は薄いケースが多いです。
普通の方が鍛える事はないと思います。
よって動かしにくく習熟しにくいという事になります。
このフェデラーのボールに入る形を見て下さい。
肩~腕にかけて全くぶれる要素がないです。
ここまで何百万スイングしてきています。
フェデラーは幼少期にスカッシュをやっていたそうで
それもこの感覚の高いバックを生み出しているのでしょう。
さて話しは戻って
簡単に慣れる為のトレーニング方法です。
ハーフスイングでの壁打ちもしくはミニラリーです。
【ポジション】
1人で練習する方は壁打ちが1番いいです。
2人でラリー出来る方はサービスラインでのミニラリーでやられる
といいと思います。
【スイング】
右利きで考えます。
左腰ぐらいにラケットをセットしハーフスイングで打ちます。
ほぼノーテークバックからインパクト〜フォローは50センチ程度で抑えます。
【回数】
100回以上は最低やりたいです。
上手くいけば10分程度でクリア出来ます。
30日で3000回です。16000回から30000回で体に動きが入ります。
これでは少ないのでもう少しペース上げたいですね。
1日500スイングを30日で15,000回で2ヶ月で達成です。
コートが取れない方は1キロのダンベルか500ミリペットボトルに砂を入れてでもいいと思います。
大事な事は最低限の筋力を作りインパクトを安定させ、神経系を身体に作る事ですから。
是非やってみて下さい。
よろしくお願い致します。